日本における曜日(ようび)の数え方(かぞえかた)を勉強してみましょう。
このカレンダーで
第一週目(だいいっしゅうめ)は1日(ついたち)から3日(みっか)まで。
第二週は 4日(よっか)からとなります。
*(第一週目、第一週、 どちらも同じ意味です。文脈によって違う使いかたをすることがあります)
さて、よく美容院(びよういん)などで書いてある、『第三水曜日 定休』 この場合の第三水曜日は 何日でしょうか?
答えは 21日です。
カレンダーを見て、上から第一、第二、第三と数えます(かぞえます)ので、木曜日から土曜日までは同じ週でも数え方が違っています。
第三週を見てみましょう。
日曜日(18日)~ 水曜日(21日)までは、それぞれ第三日曜日、 第三月曜日、第三火曜日、第三水曜日になります。
でも、木曜日(22日)はカレンダーを見ると上から4番目にありますよね。
だから木曜日(22日)は第4木曜日、 金曜日(23日)は、第4金曜日、土曜日(24日)は第4土曜日になります。
単純に(たんじゅんに)カレンダーを上から数えるだけです。
では、この使いかた、どんな時に役に立つの?たとえば国民の祝日は?
● 母の日は、毎年5月の第二日曜日
● 成人の日(せいじんのひ)は、20歳(はたち)になったことを祝う祝日(しゅくじつ)ですが、
昔は1月15日と決められていました。ところが2000年になって、
ハッピーマンデー制度により、曜日固定に移行する形で 1月の第二月曜と決められました。
● 敬老の日(けいろうのひ)は長い間社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿(ちょうじゅ)を祝う日(いわうひ)ですが
昔は9月15日と決められていましたが、ハッピーマンデー制度により、曜日固定に移行する形で施行。2003年から9月の第三月曜日に変更されました。
他にもハッピーマンデー制度の導入により、国民の祝日が固定されていない日があります。