2021年6月23日、第一回目のコロナウィルスのワクチンを接種してきました。実は私は最初はワクチンは接種しないつもりでいました。　インフルエンザのワクチンも今まで一度も受けたことがないし、ワクチンというのは元気な人にとってはなんでもないことでも、私のようなまるで病気のデパートのような人間が接種すれば、ワクチンを接種したために死ぬというような最悪なことも想定されます。ＴＢＳニュースによると、6月の時点で、ワクチン接種後に死亡した人は196人、もちろん、政府はワクチン接種を推進したいので、亡くなった方の死亡原因とワクチン接種に関しては無関係と発表していますが、ほんとうにそうでしょうか？

ワクチン接種を推進しなければ、日本政府のなまぬるいコロナ対策では絶対にコロナは終息しないわけで、政府がワクチンを（多少の犠牲があっても）国民全体に打たせたいという気持ちはわかるんです。　海外のようにきちんとロックダウンをしたり、台湾のように守らない人はきつい罰金があるというようにでもしないと、非常事態宣言とは名ばかりで何の制約もない宣言では効果が得られないし、コロナをまるで他人事だと思っている人達にとっては、きっと何でこんなにワクチンワクチンと騒いでいるのかがわからないのだと思います。それはね、自分の大切な人を失っていないからです。　コロナが始まった当初、みんなに愛されていた志村けんさんが亡くなって岡江久美子さんが亡くなった時、みんなはコロナは怖いし、憎いと思ったはずです。だから最初の非常事態宣言の時は、ほんとうに外出を控え、消毒なども徹底しました。

でも、長くこの自粛生活を続けているうちに、「ここまでは大丈夫じゃない？」とか、「私は多分、コロナにはかからない」というような根拠のない自信や油断を持ち始める人が出て来て、そうするとそれに影響されて一緒に外出する人も増えて来て感染爆発を起こしました。私はコロナが始まってすぐ、ジムに行くのも辞めたし美容院もネイルサロンもまつエクのサロンも辞めました。ジムはよく消毒をしてくれていたのですが、窓を開けてくださいというお願いをしても、エアコンの効きが悪くなるからと聞いてもらえなかったり、狭いストレッチエリアで小さいスマホを見ながらエアロビクスを踊っていたおばさんがいて、私の通っていたジムはスタジオが無く、その代わり一台100万円以上するマシンを揃えていたジムでしたので、ストレッチエリアもものすごく狭いのです。　そんな狭い場所でおばさんがエアロビクスをやること自体迷惑行為なのに、コロナ禍では呼気が多くなればその分、感染リスクが高くなるのでストレッチエリアでエアロのおばさんには即刻注意するべきです。でも、今のジムには決断力のある人材が居ないらしくこれもそのまま見過ごされましたので、私はジムも辞めました。

こんな自粛生活でも、元々インドア派の私にとってはそれほど苦になりません。NETFLIXやTVERやPARAVIで大好きなSnowmanやバラエティ番組を見て、時々はyoutubeを見ながらストレッチして、仕事も全部オンラインですし、マスク手袋常に着用で、私一人なら感染の心配は全く無く、ワクチン接種も必要なかったのですが、うちには困ったちゃんがおりまして、定年退職後、家にずっといる主人は、コロナは風邪だと言い張っていて、マスクだけはなんとかつけてはいるものの、それも同じマスクを何日も使いまわしていて、（家にはたくさんのマスクのストックがあるんですが）古いものは捨てられない、新しい物を使おうとしないという実に変わった生き物でして、宅配の人が来てもノーマスク、ノー手袋、消毒もしないという形でそのまま受け取り手も洗いません。　そして、私のことは心配しすぎでだから病気になるんだという始末です。きっと世の中にはうちの主人のようにお気楽な人が多くて、自分だけは絶対コロナには感染しないとか、ワクチン接種しても絶対に死ぬわけがないとか、ま、こんな人達が感染を広げているんだと思います。そんな主人が高齢者でワクチン接種をいち早く始めると言い、2回目の接種が終われば、またもとのように外へどんどん出て飲みにも行くと私に宣言しましたので、家の中でも水道の蛇口や冷蔵庫電子レンジの扉など主人が触った所は全部消毒して使うようにしていますが、お風呂場やトイレにエアロゾルが充満してしまったら、私のように病気のデパート（高血圧、心臓病、喘息、アレルギー、ストレス障害）の人間は、主人が外からもらってきたコロナに感染して私が死ぬかもしれない。そうなって主人が「あ～俺のせいで妻を殺してしまった」と後悔するような人物なら、一生後悔しろ！と私はそう思ってワクチンを受けなかったかもしれません。でも、自分のせいで私が死んでも、「あ～これでやっと一人でお金を使える、無駄遣いの妻が死んでよかった」ぐらいにしか思わないのはわかっているので、それは悔しいので私は持病がある人の優先権でワクチンを申し込むことにしました。

でも、怖い、怖かったのです。副反応で腕が痛くなるとか、体がだるくなるとか、頭痛がするとか、そんなことは私にとっては日常茶飯事のことであり、死なないのであればたとえどんな副反応が起きても怖くなかったのです。そんな時、私の背中を押したのはカナダの生徒ステファニーとアメリカ人の英語の先生ebyのアドバイスでした。二人は「お願いだから、ワクチンを打って」と強く私に勧めました。日本の私達の周りでは友人や知り合いがコロナの犠牲になったということはまだないけれど、アメリカやカナダでは知り合いの知り合いが亡くなったとか、ステファニーの事例でいうと、ステファニーと彼女のお姉さんは医療従事者でワクチンの接種を受けていたんですが、ステファニーのお母さまが職場で感染し、そのまま家庭内感染して弟さん達にも広がり、お父様は一時集中治療室に運ばれるほどひどい状態でしたが、今は回復なさっています。お母さまが感染なさったとき、まだステファニーは1回接種を受けただけでしたが、一緒に暮らしていてワクチンを接種したステファニーだけが感染しなかったということで、ワクチンの効果を強く感じたステファニーは私に「どうしても打って欲しい」と言ってくれたのです。英語の先生の場合もそうでした。ご家族ご親戚みんな打っていて、中には私のように病気のデパートの人もいたらしいのですが、みんな無事にワクチン接種を終えたと。

みんなのおかげで私はよこはまみなとみらい地区にあるハンマーヘッドで第一回目ワクチン接種を致しました。朝9：30の予約でしたが、家からは車で1時間半ぐらいかかるし、夜型の私にとっては朝7時ごろ起きて準備をするのは不可能ですのでハンマーヘッドの上にあるインターコンチネンタルピア８という高級ホテルに前乗りで宿泊しました。ここは海外からの大きな船がここに止まってここで皆さん入国手続きができるようになっている施設です。今は海外からのクルーズ船が入って来ないため、大規模接種会場として選ばれました。　前の日に下調べして、8：30には会場がオープンするということ、また早く並べば早めに接種が終わるということを聞いていましたので、朝8：40ぐらいに到着しました。すると9：30～の予約の2番目になることができました。9時開始ですが、10分ぐらい前倒しで始めてくれて順調に行き、接種が終わったのが9：30でした。　そこから15分ぐらい待機場所で待機してホテルにもどりゆっくりと朝食を取ることができました。

今回宿泊させて頂いたインターコンチネンタルpier８は運転してきた車をそのままホテルの玄関に乗り捨て、車も荷物もすべてホテルの方にやっていただくという海外の映画でみるvalet parkingがあり、私が予約したのはクラブルームではなく通常のベイエリアの部屋でしたので一泊4万円程度でした。チェックインもスムーズで何か何までまるで海外の高級ホテルに宿泊しているようなサービスを受けました。接種後の朝食もとってもおいしい和定食でした。

さて、接種後現在で2日目になります。接種日は夕方から腕が痛くなり、熱が少し出ましたが、私にとってはどうってことなくて、昨日は朝から腕が痛く、少し体がだるい感じがしましたが、風邪気味でずっとくしゃみをして寒気がしていたので夜、風邪薬を飲んで寝ました。翌朝目が覚めるかどうか不安でしたが、大丈夫でした。このまま1週間何もなければ、多分1回目の接種は乗り切ったということになると思います。高血圧の件ですが、私は降圧剤を飲んでもなかなか血圧が下がらなかったのに、血栓予防のために納豆を一日3回食べるようにしたらなんと、血圧が正常になりました。といってもまだ降圧剤は飲み続けています。降圧剤は一度飲み始めるとドクターがもういいと言うまで辞めてはいけないんですよ。降圧剤を勝手に辞めて血管が切れて突然死してしまった人を私は何人も知っています。私の課題は、2回目接種までに毎日少しずつ運動をして心肺機能を高めて免疫を強くする、それと睡眠をとる事です。台湾やアメリカの生徒さん達が心配して、たくさんお水を飲むようにとアドバイスしてくれました。とりあえず第一回ワクチン接種2日目報告は以上です。また、2回目接種したら、もし生きていれば副反応についてレポートしたいと思います。

youtubeはここまでですが、先ほど英語の先生とレッスンをして、また情報を頂きました。

the effectiveness of the first dose

2 weeks after the first dose = already have about 85% immunity

先生はこう言っていました。日本ではどうやら正しい情報が伝えられていないらしいけど、ファイザーとモデルナのワクチンなら1回目接種だけでも接種後2週間経てば85％の免疫が得られると。