~にとって と ~に対してはよく混同される文法です。
この場合Aは Bを見て ~と 思う という意味。
上の文を言い換えると 同じ意味で Bは Aにとって ~だ
(A は Bを見て ~と 思う の意味で上と全く同じ意味になります。
例文:
彼は私にとって とても大切な存在だ 〇 He is very important for me.
(彼は私の視点から見るととても大切な存在だ)
彼は私に対して とても大切な存在だ ×
それは私にとってはやさしい料理だ。〇 It is easy cooking for me.
それは私に対して易しい料理だ。×
私にとっては複雑でした。〇 It was complicated for me.
私に対して複雑でした。 ×
泳ぐことは私にとって簡単です。〇 Swimming is simple for me.
泳ぐことは私に対して簡単です ×
一方 ~に対しては このような意味があります。
彼は誰に対しても礼儀正しい。 He is polite to everybody, no matter who.
それは風に対して不安定です。That is unstable against wind.
私は人に対して気を使いすぎる。I worry about people too much.
彼は私に対して厳しい。He is strict towards me.
彼はみんなに対して優しいです。He is nice to everyone.
それでは練習問題です ~にとって or ~に対してを入れてみましょう。
① ペットのマシュマロは私達家族( )単なる犬ではなく家族なのだ
②上司に ( )文句を言う。
③去年の京都旅行は私 ( )忘れられない思い出だ