~ないでもない means “It is not impossible that ~, could happen under certain condition
verb ない-form+でもない
例文: 会社の飲み会で。
上司:「山田くん、ま、一杯(いっぱい)、さぁ、さぁ (上司が山田さんにお酌(おしゃく)しようとしている)・・。」
山田:「すみません、ちょっと・・・」
上司:「なんだ山田、おまえ、俺(おれ)の酒が飲めないのか?」
山田:「どうしてもとおっしゃるなら飲まないでもないんですが、人間ドックで肝臓(かんぞう)が悪いと言われまして・・」
上司:「え? そうなのか? 悪い悪い、無理しなくていいよ。体、大事にしろよ」
ひと昔前(20年ぐらい前)は、日本にはこんな上司がたくさん居ました。 まだ、世間(せけん)がパワハラやセクハラを認知(にんち)していない昭和の時代です。会社だけでなく、大学のサークルの飲み会などでも「一気(いっき)! 一気(いっき)」と人を煽って(あおって)無理やりお酒を飲ませた結果、急性アルコール中毒で病院に運ばれる者、最悪な場合亡くなってしまう若い人もいたりして、「他の人に無理にお酒を飲ませるのは悪いことだ」と日本人が認識するようになりましたが、まだ完璧(かんぺき)とはいえませんね。 古き悪しき(あしき)習慣はまだ残っています。皆さん、気を付けましょう。