コロナ禍になって、本当に外出しなくなりました。
せっかく桜が咲いているのに、花見にも行けやしない。っていうか、私はもともとインドアだし、人とわちゃわちゃやるのは苦手なので、お花見に行くって言っても近所の公園に行くぐらいなんですけどね。
今日はどうしても買いたいものがあったので2日ぶりに外へ出て駅まで歩いていたら、なんとかわいい春のお花が私を出迎えてくれました。
チューリップさんやすみれさん、近所の学校の前の花壇(かだん)に植えられていたお花たちが、この暖かさで一気に花が咲いてとてもいい匂いでした。
だからね、あ、そうだ、お花屋さんの花壇に行ってみようって思って少し遠回りをしました。
するとね、やっぱりプロの方たちが作った花壇は
とても素晴らしく色とりどりの花がきれいに植えられていて、あま~い春の香りが漂(ただよ)っていて、やっぱり駅まで買い物でもいいから少しは外に出なきゃって思いました。
皆さんの国では春になるとどんな花が咲きますか?
ちなみに私は今、香りと匂いという二つの言葉を使いましたが、皆さんは違いがわかりますか? そうね、え~~、お花に関しては、いい匂い・いい香り、両方使えるんですね。もちろん香水なども、いい匂い・いい香りと使います。でも、逆に嫌な臭いの場合、例えば汗臭いとかおやじ臭いとおじさんの臭いがするときね、そういう時は、あ、そうね、おじさんの臭いとは言うんだけど、え~、おじさんの香り、これ言わないですね。それから嫌な香り、これも言わないんです。つまり、香りというときだけはいい表現だと覚えてください。漢字圏の人は漢字で違いがわかるかなぁ。
かつて、日本は四季がはっきりした国でした。
春の桜、梅雨時の紫陽花(あじさい)、夏の山の緑、秋の紅葉(こうよう)、そして冬の雪景色や枯れた木々。
その枯れた木々が寒い冬を我慢して春になると、少しずつ緑の芽が吹いてやがて葉が育ち花が咲く。
こんな四季の移り変わりを生活の中で自然に感じていたんです。でも、近頃叫ばれている地球温暖化の影響で春や秋のさわやかな季節が短くなり、暑いか寒いかの二択の日本になりつつあります。
小さい頃、あたりまえにあった自然の移り変わりが
今はどんどん無くなっていって、これ以上自然が破壊されないことを祈るだけです。
さて、4月といえば、日本では学校の入学式、会社の入社式など4月から始まるというものが多いのですが、皆さんの国ではどうですか? 日本でもアメリカをはじめとする多くの国にならって9月スタートを検討しているようですが、なかなか簡単にはいかないようです。
このように4月は移動の時期です。会社を辞める人、転勤になる人、会社に入社する人、また学校の卒業式や入学式など、いつもの年なら歓送迎会であちこちの居酒屋さんは大盛り上がりの時期なんですが、今はコロナのせいで飲食業の方たちだけが悪者のようにされていて、政府の補助も全然足りないし、本当に大変だと思います。なんとかコロナが終わるまでみなさん頑張ってほしいですね。
ここで今日のことわざ。
【石の上にも三年】
Perseverance pays dividends.
Slow and steady wins the race.
これは、冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえですが、今の時代はあまり我慢とか辛抱するという言葉は推奨されていないので、時代にはマッチしていないかもしれないけど、
何か新しいことを始めたらだれでも最初は慣れなくてとまどうことも多い。もちろん、なんでも要領よくこなすすごい人もいるけど、でも1年後、果たしてどちらが上になっているでしょうか?
私はのろまな亀なので、何をするにも要領が悪く人より覚えが悪いんですが、努力や勉強は人一倍するので、最初はビリでも気が付いたらトップになっていたことが意外に多いです。
皆さんはどうなのかな? 何でも要領よく卒なくこなすタイプ? それとも私のようにのろまな亀なのかな・・若い頃は自分ができないのが恥ずかしくてすぐに仕事を辞めていたけど、40歳過ぎた頃に、自分は覚えが悪いけどやれば人より上手にできると気が付いて、何でもすぐにはやめなくなりました。
とはいっても、元々絵は致命的に下手だし、手先がものすごく不器用なので、物を作る系の仕事とか、何もないところからデザインを生み出すなど、これはもう100%無理なので、こういうものには最初から手を出さないようにしています。
これから何かを始める皆さん、3年とはいわないけど、ちょっとだけ頑張ってみましょう。それでもどうしても嫌だったら、また新しい道を探せばいい。あなたに合う何かが見つかるといいですね。